発光ダイオード(LED)を点灯させるには抵抗が必要になる。主に抵抗はLEDの破損防止および電源の保護の役割を持つ。LEDはこんな外観の部品である。
色を自在に変えることができる製品もある。
LEDの特性はダイオードとほぼ同じである。LEDに順方向電流を流し点灯させた場合、点灯中はほぼ一定の電圧値を示す。その値はLEDにもよるがおおむね\(V_D= 2 \sim 4\)Vとなる。
今電源を\(E[\mathrm{V}]\)、LED保護用の電流制限抵抗を\( R[\mathrm{\Omega}]\)とすれば
\begin{align}
I=\frac{E-V_D}{R}
\end{align}
これより抵抗の値は
\begin{align}
R=\frac{E-V_D}{I}
\end{align}
LEDへ流す順方向電流はデータシートに記載されている。だいたい \(I= 5 \sim 20\)mAとなることが多い。このような特性を持つLEDを使う場合は余力をもって \(I= 7 \sim 10\)mA程度に設定するといい。
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